最近、Amazonで「出品できない商品が多すぎる」「すべて規制がかかって進まない」という声をよく耳にします。
実際、2024年以降は新規アカウントを中心に、ほとんどの商品で出品規制(出品許可制)が導入されており、せどり初心者が最初につまずくポイントとなっています。
本記事では、Amazon出品規制の仕組みから、最新の解除方法、成功のコツまでをわかりやすく解説します。この記事を読めば、出品規制の解除方法が完全に理解でき、すぐに実践できるようになります。
◼️出品規制とは?
出品規制とは、Amazonが特定のメーカーやカテゴリーの商品に対して、誰でも自由に出品できないように制限している仕組みのことです。
この制度は、偽物や品質の悪い商品を防ぎ、購入者が安心して買い物できる環境を保つために設けられています。
Amazonは年々出品者が増えているため、「信頼できる事業者かどうか」を判断する基準として、規制を設けているのです。特に新しいアカウントは信頼がまだないため、ほとんどの商品に規制がかかっています。
◼️出品規制には2種類ある
出品規制には大きく分けて2つのタイプがあります。
- カテゴリー規制
例:食品、化粧品、日用品(局所用品)、おもちゃ、ペット用品など
→カテゴリー全体で出品に制限がかかっている。 - メーカー規制
例:ソニー、任天堂、アディダス、資生堂など
→特定ブランドの商品を出品するために許可が必要。
規制内容はアカウントごとに異なるため、仕入れ前に必ず「出品可能か」を確認することが重要です。
◼️規制の確認方法
出品規制があるかどうかを確認する手順は以下の通りです。
- セラーセントラルにログイン
- 左上の「商品登録」をクリック
- 商品名・ASIN・JANコードを入力して検索
- 「コンディション:新規」を選択
- 「出品を申請」というボタンが出たら規制あり

もし「この商品を出品する」というボタンが表示された場合は、規制はかかっていません。
◼️規制の解除方法は2種類
Amazonの出品規制は、以下の2つの方法で解除できます。
① ワンクリック解除
「出品許可を申請」ボタンを押すだけで即解除される方法です。
以前は多くの商品がこの方法で解除できましたが、現在はほとんどが「書類提出」が必要となっています。
② 書類提出解除
今の主流はこちら。
領収書・納品書・請求書などの書類を提出することで出品許可を得る方法です。
一見難しそうですが、2024年以降は「領収書」でも申請可能となり、初心者でも非常にやりやすくなりました。
◼️ルール変更:請求書→領収書でもOKに!
以前は「請求書」しか受け付けてもらえず、法人でなければ入手が難しいという壁がありました。
しかし現在は、普通に買い物をしてもらえる領収書やネット購入時の納品書でも申請可能です。
つまり、コンビニやドラッグストア、楽天市場、ヨドバシなどで買った商品でも、領収書があれば解除ができます。
◼️解除におすすめのメーカー一覧
どのメーカーの商品で解除を狙えばいいか、カテゴリー別にまとめました。
| カテゴリー | おすすめメーカー |
|---|---|
| 食品 | 明治、森永、カルビー |
| 日用品 | 花王、ライオン、ユニ・チャーム |
| 家電 | ソニー、パナソニック |
| おもちゃ | バンダイ、タカラトミー、セガ |
| コスメ | 資生堂、KATE |
これらは信頼性が高く、Amazonでも需要があるため解除しておくと非常に有利です。
◼️提出の流れ(PC版)
- 商品検索画面で「出品を申請」をクリック
- 「出品許可を申請する」ボタンを押す
- 「必要書類を提出してください」という画面が表示される
- 領収書または納品書を選択してアップロード
- メールアドレスを入力し、「同意して送信」ボタンを押す


送信後は、早ければ数時間〜1日程度で結果が届きます。
◼️スマホから申請する方法
- セラーセントラルアプリを開く
- 「商品登録」→商品名またはJANコードを入力
- 「リクエスト」→「出品許可を申請」ボタンを押す
- 領収書や納品書の写真をスマホからアップロード
- メールアドレスを入力して送信
スマホでも簡単に完了できるので、外出先でも作業可能です。
◼️領収書・納品書の準備方法
- 実店舗の場合:レジで「領収書お願いします」と伝えるだけ。
- ネットショップの場合(例:楽天)
1. 購入履歴 → 注文詳細 → 「領収書・請求書」
2. 名前・住所を記入して発行ボタンを押す
3. ダウンロードしてPDF化
4. セラーセントラルに添付
住所や名前がAmazonセラー情報と一致しているかも確認しておきましょう。
◼️通りやすい申請タイミング
Amazonでは、週末の深夜〜早朝が最も通りやすいと言われています。
この時間帯はAIによる自動判定が多く、人的審査よりもスムーズに承認される傾向があります。
◼️よくある失敗例と注意点
- 領収書や納品書の端が切れている
- 照明の影で文字が読めない
- ぼやけた写真を提出している
- 住所・名前がAmazon登録情報と異なる
こうした不備があると、申請が却下されることがあります。
写真は明るく、すべての情報が見えるように撮影しましょう。
◼️よくある質問(FAQ)
Q. 実店舗とネット購入、どちらが通りやすい?
→ ネットの方が通りやすいです。領収書をすぐ発行でき、同じ商品を複数購入しやすいため。
Q. どんな商品を買えばいい?
→ 利益商品でなくてもOK。数百円程度の安い商品で十分です。
Q. 商品が無駄にならない?
→ Amazonで販売できなくても、フリマサイトなどで販売すれば資金回収可能です。
◼️まとめ:一度解除すれば一気に世界が広がる!
Amazonの出品規制は、最初こそハードルに感じるかもしれませんが、実際にやってみると驚くほど簡単です。
しかも一度解除してしまえば、そのブランドやカテゴリーの商品は今後ずっと出品可能になります。
出品規制解除は、Amazon物販で稼ぐための最初の大きなステップです。
この記事を参考に、ぜひ今日から挑戦してみてください。
着実に解除を進めて、あなたの物販ビジネスを広げていきましょう!

